通が好む『北斗の拳』 好きなシーン ベスト12!②
第10位!
トヨの最後
バットたちのような親を失った子どもたちを村集め、貧しいなかでも母のように大きな愛をもってみなしごたちをひとりで育てている老婆トヨ。
バットはケンシロウ、リンとともに救助した村の子どもタキを連れて久しぶりに村へ戻る。
その村が水や食料を求める悪党ジャッカル一味に狙われた。
子どもと老婆ひとりだけの村で、トヨは身を挺してジャッカルのダイナマイトの爆風から子どもを守る。
バット「ババァ!、おい、しっかりしろ!」
トヨはバットに抱えられながら息を引き取る。
そのときのシーンがこちら!
トヨ「バ、バット・・・お前がなぜ・・村を・・村を出ていったか・・わしにはわかっていたよ・・・お・おまえはほかの子より大きい・・食べる量も多い・・自分がいなくなれば・・その食料がほかの子に・・・わしや子どもたちのために・・自分から口べらしに・・・なってくれたんじゃろ・・・
お・おまえはほんとうにやさしい子じゃな・・・
バ・・バット 体に気をつけてな・・・」
ケンシロウ「バット・・・最後だ・・かあさんと言ってやれ・・」
バット「か・・かあさん・・・おかあさーーーーん・・・!」
くううううう~~~~~・・
バットォ~~~~・・・お前ってやつは・・・!(涙)
第9位!
トキVSラオウ
世紀末覇者ラオウを止めるため、北斗神拳伝承者ケンシロウを守るため、病におかされながらもトキは実兄ラオウとの最後の戦いに挑む。
親と死に分かれた幼い兄弟。弟を守る兄、兄を慕う弟。しかし、兄弟でありながら、二人は北斗神拳伝承者となるため、争い合う宿命にあった。
有り余る才能を持ちながら病におかされ伝承者への道を断念したトキは、それでも兄ラオウを超えることを目指す。
圧倒的なラオウの力の前に倒れたトキ。ラオウはトキにとどめの一撃を放つが、寸前のところでその拳を横にそらす。
その最後の戦いのラストシーン一連が胸アツ!
ラオウ「今、拳王をめざした男 トキは死んだ! ここにいるのはただの病と戦う男トキ!
残る余生 安らかに暮らすがよい。
泣きたくば泣くがよい。もう責めはせぬ。
体をいとえよ トキ・・・」
くうううぅ~~~~~・・・
このやりとり・・最高だぜぇ・・・!(涙)